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手術の糸が反応して皮膚炎が出た テンちゃん

2016年04月13日

ミニチュアダックスフンドのテンちゃんのことを紹介します。

テンちゃんは数年前に今回ご紹介する状態となりました。

当時、ある病院(当院ではありません)で避妊手術を行ったのですが、手術後から皮膚にかゆみが出たようです。そのかゆみがおさまらず特に背中と肛門に皮膚病の症状が強く出ました。(かゆみなど)

症状から広い意味でのアトピー性皮膚炎であると判断しましたが原因ははっきりしませんでした。

もちろん、動物アレルギー検査も行い、食事もしっかりと変えてもらいました。

ここで1つ引っかかるのが避妊手術をしてから症状が酷くなった点です。お腹のエコー検査で手術で糸を結んだであろう部分にしこりを見つけました。あとでわかるのですが縫合糸肉芽腫でした。

手術で使った糸が反応してアレルギー症状を出している可能性があったことと、縫合糸肉芽腫となっていたことから手術で取り出しました。手術後、皮膚の症状は改善し現在まで皮膚は良好に維持できています。

ちなみに手術で使用していた糸は絹糸でした。これに反応してアレルギー用の症状が出ることがありますので要注意ですね。

宇高テン 治療前 背中

手術前は背中全体に脱毛と痒みがありました。

宇高テン 治療後せなか

別のワンちゃんのようですが、手術をして数ヶ月後の皮膚の状態です。皮膚炎の治療薬は飲んでいません。

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