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細菌性外耳炎(難治性)アビィちゃんの例

2016年10月24日

アビィちゃんは5年ほど前から外耳炎の治療をしていたとのことで来院されました。

症状は左耳だけに認められていました。

耳掃除をすると膿汁(ウミ)の排出が減るが完全には落ち着かないという状態が続いているのことでした。

まずは耳掃除を行い耳の汚れを取るようにし耳道のチェックを行いました。

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初診時の自動ないです。奥まで膿汁が多くあり内視鏡で確認ができなかったので耳掃除をした後の画像です。

耳の壁にへばりついているのが膿です。耳道内に膿が多く細菌も多数認められました。鼓膜は損傷し破れて確認できませんでした。

まずは耳掃除を1週間してもらいましたが反応があまり良くなかったため翌週からはオスルニアという点耳薬を使用しました。これらの治療を行っても完全には良くならないため耳道ないの毛を抜いて耳道内を綺麗に洗浄することにしました。

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耳道ないの毛を抜く処置を行う前です。白く見えているのは毛とそれに付着した膿汁などです。

 

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鉗子を用いて耳道内の毛及び沈着物を除去抜しているところです。

この処置後も耳掃除を続け初診から2ヶ月ほどで状態は落ち着きました。

治療を終了して2ヶ月半ほどして確認しましたが再発はありませんでした。

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