症例紹介

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中枢性前庭障害 さくらちゃんの例

2018年02月07日

柴犬のさくらちゃんは現在14歳です。

昨年11月に食欲不振、左側への斜頚(頭が左に傾いている状態)で来院されました。当日は支えないと座れない状態で歩けませんでした。

さくらちゃんは2014年8月に乳腺腫瘍と子宮水腫があり乳腺の切除と子宮卵巣全摘出術を当院で行いました。現在も再発は認められていません。

斜頸は眼振(眼球が左右、回転などに勝手に動く状態)症状などから特発性中枢性前庭障害と臨床診断しました。

同時に血液検査を行った結果から甲状腺機能低下症も発症しているとの判断にいたり治療を開始しました。

治療は内服薬の投与にて行いました。治療開始2日後には自力で歩き始め、食欲元気もあり状態が改善したため治療を継続しました。

今は散歩中に小走りできるまでに回復したようです。

まだ、左の斜頸は残っていますがかなり改善しています。このまま維持できるように治療及び経過観察を続けていこうと思っております。

少し左に傾いているのは前庭障害によるものです。現在は眼振もなく元気に散歩も行けているようです。

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